第31回 企業交流会

企業交流会 JAXA 筑波宇宙センター のご案内

『高信頼性システムのシステムズエンジニアリングのための評価』

開催案内

 第31回企業交流会を国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターにおいて開催いたします。品質工学会とJAXA設計標準ワークショップとの共同開催で行います。メインテーマは「高信頼性システムのシステムズエンジニアリングのための評価」とし,具体的には少量生産における予測評価,信頼性評価,ロバスト設計技術の方法に絞って,どのように取り組むかについて発表と討論を行います。

テーマ  『高信頼性システムのシステムズエンジニアリングのための評価』
日 時 2020年3月6日(金) 10:20-17:30
訪問先 JAXA筑波宇宙センター(茨城県つくば市千現2-1-1) [アクセス案内
集合場所 筑波宇宙センター見学に参加される方:当日9:40までにつくば駅(つくばエクスプレス)に集合。
筑波宇宙センター見学に参加されない方:12:00までに企業交流会会場(総合開発推進棟[構内マップ])にて受付。
交通手段 つくばエクスプレス つくば駅からバスを利用。物質材料研究機構バス停にて下車、徒歩1分。
定 員 100名(品質工学会員が優先となります。)
申込締切 2020年2月21日(金) ただし,定員になり次第締め切ります。参加ご希望の方はお早めにお申込みください。
参加費 見学あり:会員10,000円 非会員20,000円 / 見学なし:会員9,000円 非会員19,000円
(懇親会は別途参加費4,000円を予定。懇親会のみの参加はできません。)
主 催 一般社団法人 品質工学会
 

参加申込

 参加申込みのWeb受付については,準備が整い次第,当Webサイトにてお知らせします。今しばらくお待ちください。

 なお,FAXでの申込受付は開始しています。参加申込書に必要事項をご記入の上、お申込みください。
 

 参加申込いただいた方には,参加券および参加費請求書をお送りします。加費については,請求書に記載の振込先に支払期限までにお振り込みください。

プログラム

10:20 JAXA筑波宇宙センター見学(バス移動を含む)(先着80名;品質工学会員優先)
12:00 昼食
13:00 開会挨拶
・品質工学会会長 谷本 勲
・JAXA安全・信頼性推進部 部長 泉 達司
13:10 講演「 ロケットエンジンの信頼性向上
JAXA 沖田耕一
14:00 壇上発表
(1)スカイアクティブ成功への道
マツダ(株) 武重伸秀
(2)単位空間を動的に生成する事による機械設備・プラント異常診断の精度向上
(株) IHI 茂木悠佑
(3)JAXAのロバスト設計ハンドブックの概要と今後の適用について
JAXA 角 有司
(4)QFDとロバスト設計を組み合わせたロケットターボポンプ用タービンの最適化
JAXA 川崎 聡
16:00 パネルディスカッション「高信頼性システムのシステムズエンジニアリングのための評価」
司会:JAXA 角 有司
パネリスト:講演者,壇上発表者
17:30 閉会挨拶
18:00-19:30 懇親会(申込先着50名)

 

壇上発表の概要

発表(1)「スカイアクティブ成功への道」

マツダ(株) 武重伸秀

 
 2008年のリーマンショック後、日本経済は急激に悪化し、弊社は開発資金に苦労する事態となった。しかし、それまで支えて下さった地元広島の皆様を裏切る訳にはいかず、お客様に満足頂くにはどのような商品を開発すべきか、お金と時間を掛けないでどのように開発すべきか考え抜いて商品化したのがSKYACTIV-Gである。そこでは開発部門のみならず生産部門とも一体となり、品質工学やCAEなどを駆使して大幅に開発効率を高め、難局を乗り切ることに成功した。その経緯を紹介する。

発表(2)「単位空間を動的に生成する事による機械設備・プラント異常診断の精度向上」

(株)IHI 茂木悠佑

 
 IHIでは,MT法を用いたプラントなどの異常診断システムの実用化に取り組んできた。この取り組みの中で,(1)稼働状況がダイナミックに変動する (2)季節変動の影響を受ける などの診断対象で問題となる,「誤検知」「未検知」に対応するため,診断毎に単位空間を最適化する「動的単位空間」手法と,生成された動的単位空間を評価し,最適な判定閾値を設定する「動的判定閾値」手法を用いて,検知精度を大きく向上させた。

発表(3)「JAXAのロバスト設計ハンドブックの概要と今後の適用について」

JAXA 角 有司

 
 近年の宇宙開発競争は厳しさを増しており、新たなミッションを創造の実現と、より高い信頼性とコストダウンの両立が望まれている。JAXAでは、これまで職員向けの研修を通じて品質工学の活用を推進し、様々な開発において品質工学の適用が進められてきた。また、2019年度からは、JAXA、宇宙機メーカ、品質工学会会員、等で構成される委員会を設立し、標準化活動に着手した。本発表では、検討中のロバスト設計ハンドブックの概要について報告するとともに、適用に向けた課題について報告する。

発表(4)「QFDとロバスト設計を組合せたロケットターボポンプ用タービンの最適化」

JAXA 川崎 聡

 
 ロケットターボポンプ用タービンを対象に、QFDとロバスト設計を組合せた最適設計の事例を紹介する。QFDによる技術展開を用いて「市場のニーズ」が反映された形での「重要設計パラメータ」を特定し、それらを用いてタービンの不安定化力低減を目的としたロバスト設計による最適化を実施した。その結果、QFDとロバスト設計の弱点をお互いに補強し、「市場のニーズ」に合致した最適化が効率よく行えることを示した。

お問合せ

企業交流会に関するお問い合わせは,品質工学会事務局までお願いします
  品質工学会事務局 中山,金野(こんの) 

  ・ TEL (03) 6268-9355  ・FAX (03) 6268-9350