品質工学Q&A
概念・考え方
Q1 品質の良いものを,早く,安くつくるにはどうすれば良いか。≫ A1
Q2 なぜ品質工学が有効な手段なのか。
Q3 ばらつきを減衰するパラメ-タ設計とは何か。
Q4 なぜ機能性を評価するのか。
Q5 なぜ機能性の評価は動特性で行うのか。
Q6 基本機能,理想機能,目的機能の違いと,2段階設計,標準SN比の関係について教えてほしい。
Q7 品質工学に検査は必要ないとよく書いてあるが,その意味するところがよく分からない。
Q8 寿命試験は1時間以内で済ませるべきという話だが,そのような短時間で品質を保証できるのだろうか。
Q9 パラメータ設計において基本機能を考えるのは非常に難しい。本当に必要なのか。
Q10 品質工学は消費者の立場を考えて,社会損失を減らすというが,会社に対する利益の面では品質工学は有用なのか。
Q11 基本機能の進化について。
Q12 金属材料のクラックなど、物理現象と品質工学の立場について。
Q13 「制御因子は誤差因子である」と田口玄一が言ったという話を聞いたことがあるが,どのような意味か。
Q14 品質工学のメリット,デメリットは何か。
Q15 パラメータ設計は早く失敗することにあるといわれる。早く失敗することと,知識不足,能力不足はどう区別すればよいか。
Q16 品質工学を理解する上で,実験計画法を知っていることが却って邪魔になるのか。
Q17 田口元一は技術的な質問に対して「一般論は議論しない」といい,「目的は何か」「技術課題は何か」と尋ねたという。これはどのような意味か。
Q18 品質工学は「問題は解決しない」「品質特性を測ってはならない」と言う。では,具体的にはどうしたらよいのか。
Q19 市場で使われる機械製品には本質的な機能のみならず,感覚的な良さが求められることがある。これに関連して,機械製品の官能検査に品質工学はどのように係わることができるのか。
Q20 田口玄一は直交表をどのように解説しているか。(その1)
Q21 田口玄一は直交表をどのように解説しているか。(その2)
Q22 田口玄一は直交表L18をどのようにして使い始めたのか。
Q23 パラメータ設計の実験を行う場合,なぜ直交表L18を利用するのか。
Q24 L18直交表でSN比,感度を求める方法と,総当たり実験で求める方法では,最終的に最適解を得る方法としてどちらが妥当か。
Q25 品質工学では,早く失敗することも意味があると言われる。しかし,会社や学校では失敗を許容してくれるとは思えない。どう,折り合いをつければ良いのか。
Q26 SN比の利得を,品質改善だけでなく生産性向上に使うべきというのはどういうことか。
Q27 機能の入出力特性はエネルギーとするのがベターなのか,それともエネルギーを分解した特性,例えば力や変位とした特性がよいのか。そもそも,なぜエネルギーを推奨するのか?
実験・解析
Q1 SN比の利得の推定について,少し前までは,有意と思われる,全因子の半分を使って推定とありますが,最近では全部の因子を使って利得を推定するようにとあります。これはどういう風にして使い分けているのですか?
Q2 L18直交表で,交互作用は見られないのですか?
Q3 品質工学を使用すると実験回数は少なくなるのでしょうか?
Q4 繰り返しデータをとらなくても良いという話を聞きますが,意味がよく分かりません。また,誤差因子を取らないで実験を行った場合,どのような不具合があるのでしょうか?誤差因子がなぜそんなに問題となるのですか?
Q5 直交表実験の前にやっておかなければいけないことはあるのでしょうか?また,直交表実験を上手く行うコツというのはあるのでしょうか?
Q6 3水準よりも多くの水準を割り付けたいのだが,どうすればよいのですか?
Q7 研究をしている時に,誤差のことを考える意味があるのでしょうか?
Q8 SN比の求め方が変わったのか?
Q9 要因効果図の山谷と制御因子間の交互作用について教えて下さい。
Q10 計算が難しいのですが,理解していなければいけないのでしょうか?
Q11 実験の失敗と成功の判断基準は何でしょうか?
Q12 最近,標準SN比を求める式が変更されたと聞きました。どういう経緯でまたそれ以前の式とどう変わったのでしょうか。
Q13 実験は,L18直交表が推奨されていますが,L9ではダメなのですか?!
Q14 最適条件と加法性の確認について
Q15 SN比がマイナスになってもよいのですか?
Q16 直交表による実験結果で,欠損データが出た場合の処理法は?
Q17 確認実験における利得の再現性についてどの位であれば妥当か?
Q18 SN×β≪Veのとき,ノイズの効果が小さいと考え,誤差因子を再度考えて実験をやり直すべきか?
Q19 制御因子の水準の取り方はどうすれば良いか,直交表L18を1回行うだけでも大変
Q20 直交表L18による実験でものができなかったときの対処方法
Q21 錠剤の製造工程について,小バッチで実験を行いスケールアップをする適切な方法は?
Q22 直交表L36の実験を1回で済ませるよりも,直交表L18を2回行った方がよいという田口玄一氏の指摘があったというが,それならば直交表L9を4回の方がもっとよいことになるか?Q23 パラメータ設計の実験における制御因子の数
Q24 実験において誤差因子に信頼がおけるとかおけないとかいう議論を行うことがあるが,どういうことか。
Q25 実験を行う時に,どのようなデータを取るべきかよく分からない時が往々にしてある。どうしたらよいか。
Q26 パラメータ設計でSN比の高い条件が選ばれても,実際の製品で外観のような特性が満たされないことがある。
Q27 最近はバーチャル設計というのが行われるようになり,点数評価を0~10点で行っているようだが,官能評価の場合に0・1で評価するのではまずいか。
Q28 品質工学の研究では食品関係の研究事例が少ないが,食品の官能検査をいかに扱ったらよいか。
Q29 品質工学の実験を行い,確認実験まで進めましたが,再現性がある実験結果となっていませんでした。どんな点から見直しをしていけば良いのでしょうか?
Q30 誤差因子の適切な選び方にコツやなにか良い方法はあるか?
MTシステム
Q1 通常の判別分析において,一方のグループの重心を0とおいて解析すれば,MTSの方法と同様になる。標準化データを用いる以外に,通常の判別分析と相違点はあるか。
Q2 MTSは,判別分析の変数選択の方法(WilksのIambda統計量などに基づく検定による)ではなく,SN比と2準系の直交表を用いる点に新規性があるのだと考えられる。その一方で,Mahalanobisの(汎)距離を用いることには新規性はないと考えらるが,いかがだろうか。
Q3 今後,MTS法は無くなるのか。
Q4 項目選択と診断問題について(その1)
Q5 項目選択と分類・診断問題について(その2)
Q6 MT法における単位空間では,マハラノビスの距離の平均が1になるのか。
Q7 MT法の単位空間のサンプル数としてはどの程度あれば十分なのか。
Q8 T法とは何か?他の方法との違いを教えてほしい。
Q9 T法には3つの方法があるが,それぞれどのような方法なのか?
Q10 外観検査は検査員の主観によって行われるため,MTシステムを導入することで,判定の精度を上げたい。
Q11 MTシステムにおける単位空間とは何かについて改めて考える。
Q12 正常でないメンバーによる単位空間は作れるか。
Q13 項目選択の勧め。
Q14 MTシステムは多変量解析か。
Q15 指紋認証のように,登録データ数が1つしかない場合の識別はどのようにすればよいのか。
Q16 MT法などでは単位空間のデータ数は多い方が良いと言われているが,具体的はどのようなことか。
普及・推進
Q1 品質工学の推進にトップダウンによる指示とボトムアップによる盛り上がりのどちらが有効か。
Q2 地方での品質工学の普及はどのような方法で行われているか。
Q3 品質工学の理解を早めるにはどうしたらよいか。
Q4 言葉がわからない。基本機能,信号因子,誤差因子の何をどうしていいかわからない。
Q5 社内で品質工学の普及を推進しているが,活動がしぼまない方法はないか。
Q6 実験のテーマをどのようにして選んだらよいか分からなくて困っている。
Q7 経営者に機能性評価の重要性を理解してもらうにはどうすればよいか。
Q8 当社の設計者は品質工学を分かろうとしない人が多すぎる。いかに理解させ,根付かせればよいか。
Q9 品質工学の社内展開の方法について。
Q10 品質工学を使って困っている問題を解きたい。
Q11 日本規格協会の通信講座では,6か月目に事例の作成が義務化されている。一般の事例作成にも関係するので,具体的にどうしたらよいか(第1回)。
Q12 日本規格協会の通信講座では,6か月目に事例の作成が義務化されている。具体的にどうしたらよいか。(続き)
Q13 企業内で品質工学の事例を研究させる場合,初心者には易しい事例で研究させた方がよいか。
その他
Q1 品質工学は品質管理のひとつなのか。
Q2 品質工学を使えば固有技術は不要になるのか。
Q3 品質工学を使えば開発費を安くできるのか。
Q4 シミュレーションでパラメータ設計を行うにはどうすればよいか。
Q5 コスト低減と品質工学の関係はどのようになっているか。
Q6 昔の標準SN比(デジタルの標準SN比)とはどういうものか。
Q7 工程能力指数とSN比はどのような関係にあるか。
Q8 品質工学と実験計画法の違いについてよくわからない。
Q9 企業において研究論文を書くことはどういう意味を持つのか。
Q10 品質統計と品質工学の違いについて教えてほしい。
Q11 直交多項式による近似は汎用的なものか。-シミュレーションによるロバスト設計-
Q12 受け入れ検査で,計測データが合わない。相手の加工の誤差を知るにはどうすればよいか。
Q13 品質工学では「実験に早く失敗すること」が大切と言うが,どういう意味か。
Q14 材料開発において,①強度の高いほうが良い,②軽いほうが良い,という2つの目標があるとする。強度をあげると重くなり,軽くすると弱くなるといった相反する傾向にあるとき,どのようなパラメータ設計をすればよいか。
Q15 嗜好品の場合,いわゆる官能検査に頼ることになるが,その評価基準があいまいで困っている。どうしたらよいか。
Q16 過去に論文を書いた人が,何故そこに行き着けたのかを理解するにはどうすればよいか。実際に同様の実験を行えば,自分もそこに行き着けるのだろうか。
Q17 公差について。
Q18 計測技術では真の値で校正するというが,真の値の定義があいまいな場合がある。例えば引張強度の場合,引張強度の真の値はどのように決められるのか。(その1)
Q19 計測技術では真の値で校正するというが,真の値の定義があいまいな場合がある。例えば引張強度の場合,引張強度の真の値はどのように決められるのか。(その2)